アレクサンドル・ドミトリヴィチ・カリニンスキー
Александр Дмитрийвич Калининский
愛称：サーシャ、サーシェンカ、のちにアーリク

大貴族の家系に、後取り息子として生まれる。
母と弟が早くに亡くなったこともあり医学に興味を持ち、貴族の道楽としては熱心に医学の高等教育をうける。
婚約者との仲は政略結婚とはいえ良好。
だが新しく即位した皇帝により、事態は一変することに。

エカチェリーナ・イワーノヴナ・レーヴェデェヴァ
愛称：カーチャ、カーチェンカ
アレクサンデルの婚約者。彼よりも2歳年下。

ドミトリー・ペトローヴィチ・カリニンスキー
カリニンスキー家当主。アレクサンドルの父。

セルゲイ・ゲオルギエーヴィチ・コズロフ
愛称：セリョージャ、セリョーシカ、のちにグーリャ
アーリクより6歳年上。カリニンスキ家に代々使えている使用人一家の息子。
年が近いこともあり、アーリクとは親交がある。
やや無骨な人相だが、非常に細やかな心配りができる人物。
軍にいたことがあり、武芸も嗜む。

ゲオルギー・ニコラエヴィチ・コズロフ
カリニンスキ家の高級使用人。侍従長。立場は使用人とはいえ、彼も貴族である。

レーヴェデフ
エカチェリーナの父。カリニンスキー家とは親交深い。

アレクセイ・アンドレイヴィチ・ドストエフ
医術の大家。いろいろな医術を見聞きし、体得した医者。家庭教師だったといえる。
北方医術を主とした医術を行うが、他地域の医術研究に諸国を放浪したこともある。